ストレス解消法

仕事の事に家庭の事、学生の方は学校生活の事や将来の事……考えることが多いとその分ストレスも溜まりますよね。大きな悩みの要因がなくても、日常生活を送っているだけでストレスはどんどん蓄積されているんです。不眠や頭痛など、ストレスが体の不調として表れてようやく気づく……なんてことになる前に、こまめにストレス解消することを意識して生活しましょう。

思い切り笑う・泣く

好きなバラエティ番組やコメディ映画などを見て思いっきり笑ってみましょう。少し恥ずかしくても大声を出して笑うことをあえて意識すると、大きな声を出すことで脳が刺激されリフレッシュに繋がります。今はお笑い芸人の漫才を生で見ることの出来る劇場なども流行っているので、お友達や家族と一緒に笑いに行くのも楽しいです。

逆に、感情が揺さぶられる映画を見たり本を読んで、思いっきり泣いてみるのも良いでしょう。涙を流すと副交感神経の働きが優位になり、眠るのと同じようなリラックス状態になります。ストレスを我慢している時は交感神経が働いているので、緊張状態が続いています。抱えているストレスが辛くて苦しい時は、思いっきり泣いて、そのまま眠ってしまったら少し楽になるかもしれません。

ストレスを書き出す

ストレスになる事柄は、自分の中でため込んでしまうからこそストレスになります。ストレスの要因を吐き出すことで、心が軽くなることもあります。気の置けない友達などに話を聞いてもらうのも手です。共感してもらえたり、慰めてもらうことで気分が晴れることもあります。
しかし、あまり他人に話したくない悩みもあります。そういう時は紙に箇条書きにして書き出してみましょう。紙に書き出し、ストレスを形にすることで客観的にストレスの要因を見ることが出来、ストレスが形になることで自分の中からそれを追い出した・取り出した気持ちになれます。一通り書き終わったらびりびりに破いて捨てたり、シュレッダーにかけたりすると、少しスッキリします。

ツボを押す

手の甲、手のひらを開いた時親指と人差し指の骨の分かれ目のところに『合谷』というツボがあります。肩こりや歯の痛みなどに効くといわれる万能なツボですが、ストレスを緩和する効果もあるんです。親指の腹を使ってぐりぐりと円を描くようにやや強めに押します。両手それぞれ30回程度刺激しましょう。手のツボ押しはオフィスでも、学校でも、いつでもできます。他にも様々なツボがあるので覚えておくと役に立ちます。